2025年6月12日のケンミンショーで「北海道行者にんにくハンターに密着」と題して、幻の山菜を求めて山林を散策する道民の方々の姿が放送されました。
行者にんにくはねぎやニラに似た強い香りが特徴の山菜で、北海道を中心に自生しています。
また、ビタミンBやミネラルが豊富で栄養価の高い食品として注目されています。
今回は、行者にんにくの効能や「おすすめのレシピ」を紹介します。
幻の山菜行者にんにくとは?高い栄養価に注目

行者にんにくとは北海道を中心に自生している山菜で、修行僧(行者)が精力をつけるために食べたことから、この名前がついたと言われています。
行者にんにくの栄養価と健康効果をまとめました。
行者にんにくの栄養価と効能
栄養価が非常に高い山菜「行者にんにく」には、特に下記の成分が豊富に含まれています。
・疲労回復や免疫力向上に役立つ香気成分アリシンが、にんにくの4倍も含まれている
・β-カロテンには抗酸化作用があり、老化防止や皮膚の健康維持に役立つ
・ビタミンB群(B1・B2.B6)がエネルギー代謝を促し、疲労回復に役立つ
・ビタミンKが骨の健康維持に役立ち、骨粗鬆症を予防する
・カリウム・カルシウム・鉄などのミネラルが、血圧調整や貧血予防になる
中でも栄養価の高さが注目されているアリシンは、疲労回復や免疫力向上の他にも、
・抗酸化作用により活性酸素を除去し、生活習慣病の予防に役立つ
・血流改善により、高血圧や動脈硬化の予防が期待できる
・食欲促進効果により唾液や胃液の分泌を促し、消化を助ける
といった効果も期待できます。
健康効果がある「行者にんにく」は普段から日常的に取り入れたいですが、アリシンは強い殺菌作用もあるため、腸内の善玉菌にも影響を与えます。
過剰摂取には気を付けて、適量を心がけましょう。
行者にんにくの保存方法やおすすめの食べ方は?
行者にんにくは特にスタミナ食材として知られ、昔から滋養強壮のために食べられてきました。
ねぎやニラに似た強い香りが食欲をそそるため、様々な料理に活用されています。
行者にんにくの下処理
①根本の赤い部分(はかま)を指で軽く引っ張り、剥がす
赤い部分を処理する事で、にんにくの香りを抑えることができます
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②泥や虫が付着している場合があるので、流水でよく洗う
特に根本部分はしっかり洗いましょう
行者にんにくの保存方法
冷蔵保存(約1週間)
湿らせたキッチンペーパーで根元を包みポリ袋に入れ、野菜室に立てて保存
乾燥を防ぎ鮮度を保つのがポイント
冷凍保存(約1か月)
軽くゆでて水気を切り、使用する大きさにカットして保存袋に入れる
乾燥保存(約1か月)
下処理した行者にんにくを2~3日ほど天日干しをして、乾燥したら保存袋に入れ冷蔵庫で保存
乾燥した行者にんにくをミキサーで粉末にし、調味料としても使用が可能
漬けて保存(約1年)
醤油漬け・オイル付けなどは長期保存が可能
行者にんにくの旬は4月~5月の春と、収穫期間が限られています。
購入した行者にんにくは、なるべく長く美味しい状態で食べられるよう、保存方法を活用してみてくださいね。
行者にんにくのおすすめの食べ方
行者にんにくの天ぷら
【材料】
・行者にんにく 50g
・てんぷら粉 70g
・水 90ml
【作り方】
行者にんにくの根元を少し切り落とし、赤い部分(はかま)を落とす
↓
ボウルにてんぷら粉と水を混ぜて、行者にんにくをくぐらせる
↓
適量の揚げ油を180℃まで温めたら、2分ほど揚げるて油をきる
行者にんにくの天ぷらは揚げたてをサクッと、塩や天つゆ+大根おろしでいただくのがオススメです。
旬の時期に取れた行者にんにくを、新鮮なうちに天ぷらで味わってみて下さい!
行者にんにくの醤油漬け
【材料】
・行者にんにく 100g
・みりん 大さじ1
・醤油 大さじ2
・水 大さじ1と1/2
【作り方】
行者にんにくの根元を少し切り落とし、赤い部分(はかま)を落とす
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たっぷりのお湯に塩(少々)を入れて、根元を10秒ほど茹でてから全体を1分ほど茹でる
↓
茹でた行者にんにくを冷水にさらし、水気をしぼる
↓
電子レンジでアルコールをとばしたみりんと醤油、水を混ぜておく
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保存袋にみりん+醤油+水と、食べやすい大きさに切った行者にんにくをいれてもみこむ
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保存袋の空気を抜き、冷蔵庫で半日から1日置いて味が染みたら完成
保存期間が長い醤油漬けはシンプルな調味料で漬けこむことで、行者にんにくの風味を最大限に味わうことができます。
お好みで鷹の爪をくわえてピリッとした醤油漬けも、ご飯がすすみますよ。
ご自宅で手作りする時間がない方は、こちらから醤油漬けを購入できますよ!
まとめ
今回はテレビでも特集された、幻の山菜「行者にんにく」を紹介しました。
スタミナ料理にピッタリな行者にんにくは天ぷらや醤油漬け以外にもパスタや餃子の具材や、炒め物にもオススメの食材です。
普段からにんにくやネギを好んで食べられる方は栄養価の高い行者にんにくを、ぜひ一度味わってみてください。



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